【2019】冬のボーナスは半分貯金? みんなの使い道をのぞき見!

2022-04-06

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いよいよボーナスシーズン!しかし子育て世帯は、住宅ローンの支払いや、教育費のための貯蓄が必要で、「自由に使えるお金がない!」と嘆くママも多いのではないでしょうか。

しかし、年末年始は帰省や家族旅行などで何かと出費が増える時期。さらにボーナス商戦に合わせて家電の買い替えなどを検討するなど、使い道も各家庭にとってそれぞれだと思います。

そこで今回は、冬ボーナスの使い道や貯蓄割合について調べてみました!

1.【2019】冬のボーナスの使い道!「貯金・預金」が1位

共通ポイント「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティマーケティングが行なった「第37回 Ponta消費意識調査」によると、2019年の冬ボーナスの使い道で最も多かったのが、「貯金・預金」。6年連続で1位となり、なおかつ前年よりも3.2ポイント上がり、過去最高の割合である40.5%となっています。「財形貯蓄」も過去最高の4.2%となり、貯蓄意識の高さが感じられる結果となりました。

反面、宿泊をともなう旅行も過去最も高い11.3%となり、ボーナスを活用した宿泊旅行は増加傾向にあるようです。それ以外に増えているのが、「外食」と「食品(ふだん食べるもの)」。

逆に0.7~0.1ポイントの割合で「衣類」や「ローンや借入れの返済」、「旅行(日帰り)」、「子どもの教育」、「食品(お取り寄せなど、特別なもの)」は減少しているという結果が出ています。

2.ボーナスは支給額の何割を「貯金・預金」にまわす?

同調査では、冬のボーナスを「貯金・預金」にまわしたいと考えている人に、支給額に対する割合をたずねてみると53.9%の人が支給金額の半分以上を「預金・貯金」にまわしたいと答えています

ボーナスを使わず貯めておきたいと考える人が圧倒的に多く、支給金額の75%を「貯金・預金」したいと答えた人は、27.2%という結果に。ボーナスを貯めたいと考える人が過去最高であったこともあり、全体的に貯蓄傾向が強くなっていることが読み取れます。

しかし「消費税増税を意識し、昨年の冬のボーナスに比べて貯金・預金額を変えますか?」の質問に対して、44.6%の人が「変えるつもりはない」と回答。逆に「増やしたい」と回答した人の割合は34.5%となり、貯蓄意識が高まってはいるものの、増税によって貯蓄額は変えない傾向が強いようです。

(出典)「Pontaリサーチ」調べ

3.せっかく使うならトクしたい!賢いボーナスの使い方

ボーナスの楽しみと言えば、使うこと。賢くボーナスを使う方法を紹介します。

3-1.高額な家電購入にはポイントを活用しよう

冷蔵庫や洗濯機など大型家電を購入する場合は、通常よりも家電量販店のポイントカードのポイントアップが狙えるボーナスシーズンが最適です。

例えば家電を複数購入する場合は、まずは一つ目の商品を購入し、ポイントを貯めてから、順番に商品を購入していくほうがお得。一つ目の商品を購入してポイントが貯まり、貯まったポイントを使って別の商品の買い物ができるため、通常よりも安く商品を購入することができるのです。

3-2.年末年始のイベント出費額を管理しよう

年末年始は、とにかくイベントが盛りだくさん。ボーナスが支給されると、つい気持ちがゆるみ、出費がかさみがちになるため、事前にイベントごとの使用金額を決めて、封筒などにまとめておくのがよいでしょう。

クリスマス、年末年始の準備、お年玉などなど、お金がかかるイベントの項目をシミュレーションして、何にどれくらい使うか予算を立ててメモしておくと、無駄使いを減らすことにもつながります。

3-3.ふるさと納税を利用する

ふるさと納税を利用することで、実質2,000円の自己負担で納税した自治体から寄付金額に応じた返戻品を受け取ることができます。家計に余裕がある場合は、ふるさと納税をうまく活用するのもおすすめです。

12月は、ふるさと納税の申込期限なので、寄付が殺到します。希望する返戻品がある場合は、早めに申し込みをしておきましょう。

ふるさと納税について詳しく知りたい方は、「【2019年6月改正】あたらしい「ふるさと納税」の教科書」の記事を参考にしてください。

4.まとめ:ボーナスをきっかけに家計を見直そう!

ボーナスが支給され、ほっと一息、家計がうるおった気分になるものです。しかし、ボーナスで毎月の家計の赤字を補てんしている場合は、再び赤字に陥らないように収入と支出をしっかり把握して、家計を管理する必要があります。

家計簿をつけていない家庭であれば、使った金額が一目でわかるように紙の家計簿や家計簿アプリなどを使って管理し、節約すべきポイントを見える化することで、赤字家計からの脱却ができますよ。

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※本記事は2019年11月時点の情報をもとに作成しています。

倉沢れい執筆:倉沢 れい (編集者・ライター)
大学卒業後、IT企業や翻訳会社を経て、出産を機にライターとしての活動を開始。子育てや女性の生き方の分野を中心に、ママがよりよく子育てを楽しむための情報をわかりやすくお伝えしています。
 

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