インフルエンザで学級閉鎖!どうする?子どもの預け先【ワーママ必見】

2022-04-06

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まだまだ寒い日が続くこの時期。インフルエンザなどの感染症にも十分注意が必要です。

しかしいくら家族で注意をしていても、小学生の子どもを持つ親としては、突然ふりかかる学級閉鎖は避けられない事態。特に働くママたちにとっては、いわば緊急事態です。

そこで今回は、わが子のクラスが学級閉鎖になった場合のワーママ向けの対応策についてご紹介します。

1. 近くに頼る人がいない!もしもに備えて預け先を考えておこう

突然、学校からの1枚のお手紙だけで知らされる学級閉鎖!

学級閉鎖になってしまった場合、その間は公立の学童保育では子どもを預かってくれません。さらにファミリーサポート (地域で子育てを支えあう会員制のサービス)に登録していたとしても、学級閉鎖期間中はNGの場合がほとんどです。

こういった場合、共働き家庭のワーママはどのように子どもの預け先を確保すればよいのでしょうか?

1-1. 民間学童の一時保育を利用する

民間の学童保育のなかには一時保育をおこなっているところもあり、流行性の感染症による学級閉鎖の場合でも、子ども自身が感染していなければ預かってもらえることがあるようです。

ただし、一時保育の枠は少なく、すぐに定員に達してしまうこともあります。家の近くの候補先を2~3か所ほど事前にピックアップしておき、緊急の場合でもすぐに連絡できるように準備をしておくとよいでしょう。

民間学童をスポットで利用する場合、料金の目安は1時間1,000~1,500円です。

1-2. ベビーシッターを利用する

ベビーシッターというと、赤ちゃんを預かるイメージがありますが、小学生の一時預かりにも対応しているケースがあります。シッター会社によっては、前日・当日でも依頼ができるため、事前に登録しておくのがおすすめです。

また、スマホひとつでシッターさんをマッチングしてくれるシッターサービスもあるため、上手に活用するとよいでしょう。

料金はシッターさんの時給などによって幅がありますが、1時間1,500~2,500円が目安でしょう。シッター会社によっては3,000円超というところもあります。

1-3. 仲のよいママ友同士で助け合う

保育園、幼稚園時代から仲のよい近所のママ友、同じクラスで助け合えるママ友がいれば、子どもを預け合って長期間の学級閉鎖も乗り切ることも可能です。

中には、ワーママ同士が連携し、順番に休みを取って子どもを預け合っているケースもありますが、トラブルになりやすい面もあるので、信頼できるママ友のみにお願いするのがよいしょう。

1-4. 一時的に父母に来てもらう

遠方ではあるけれど、車や新幹線を使って2時間程度で来られる距離感であれば、学級閉鎖の期間だけ父母や義父母に子どもを見てもらう方法もあります。

ただ義父母には頼みにくい、自分の親もまだ現役で働いていて予定が立たないなど、現実的には厳しいケースも多いかもしれません。

2. あせりは禁物!学級閉鎖で困っても気をつけるべきこと

突然の学級閉鎖に動揺するワーママたちはきっと多いはず。

「急に仕事は休めないし、どうしよう」と、予想外の事態にあせってしまいがちですが、差し迫った場面こそ行動には注意が必要です!

2-1. 預け先は慎重に選ぼう!

預かってくれるシッターさんや施設をネットで必死になって検索するママも多いことでしょう。しかし、手軽なサービスには落とし穴があることも十分理解しておきましょう。

子どもをよそに預ける場合、思わぬ事故やけがなども起こりえます。預け先がなくて困った場合でも、実績のある会社や信頼のおけるシッターさんを選ぶことが大原則です。

2-2. ママ友への一方的な要求はNG!

預け先が思いつかない場合でも、親しいママ友に「うちの子は感染してないから預かってほしい」「元気だから一緒に遊ばせよう」などと、一方的な要求をするのは避けましょう。

自分やママ友の子どもがインフルエンザに感染し潜伏期間中の可能性もあるので、「大丈夫だから」と自分の意見を押し付けるのは危険です。トラブルの原因になりますので、ママ友とよく話し合ってから対応法を決めましょう。

2-3. お留守番ルールをしっかり決めておく!

小学生でも高学年になったり、お兄ちゃんお姉ちゃんがいたりする場合は、子どもに留守番をまかせる方法もあります。その場合は、必ずお留守番ルールを決めておきましょう。

例えば「遊ぶ前に勉強を終わらせる」「1人では外出しない」「来客対応はしない」「火や包丁は使わない」といったルールを箇条書きにし、壁に貼って目に届くようにしておくと、子どもたちも意識できるでしょう。

さらに、子どもだけで留守番をさせる場合は、ママもこまめに連絡するよう心がけましょう。

3. まとめ:学級閉鎖を乗り切るためには事前準備が大事!

子どもが小学生のうちは何かと親の役割も大きく、ワーママにとっては仕事と育児の両立にまだ課題が残る時期。

学級閉鎖のような突然の休みにより仕事を休まざるをえないなど、イレギュラーが発生するため、もしもに備えて普段から事前準備を行なっておくことが鍵になります!ぜひ参考にしてみてくださいね。

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