足冷え解消!気軽にできる足を温めるフットケア

2022-04-06

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寒い冬、多くの女性の悩みといえば足の冷え。足が冷えると、むくみやだるさの原因になり、体調を崩してしまうこともしばしば。

そこで今回は、足冷え対策として日常的にできるフットケアをご紹介します。足冷えが起こる原因から、お金をかけずにスキマ時間でできる冷えの解消方法まで、足元の冷えに悩み方必見の内容です。

1.そもそも冷えの原因とは?

冬は気温が下がり、手先や足先がどうしても冷えやすくなるもの。そのなかでも「足先の冷えがひどくて眠れない」、「毎日足のむくみがひどい」と不調を感じている方は特に体が冷えやすい原因を抱えているかもしれませんね。

では、冷えが起こる原因とは一体どんなものなのでしょうか?

1-1.【原因1】筋肉量が少ない

人が生きていくための必要最低限の生命活動にエネルギーを使うことを「基礎代謝」と呼びますが、このエネルギー消費の際に作られる熱量が少ないと冷えを感じやすい身体になってしまうと言われています。基礎代謝量は筋肉量にあわせて増減する関係にあるため、筋肉量が少ないと生み出せる熱の量も少なく、どうしても身体が冷えやすくなってしまうのです。

1-2.【原因2】血液の流れが悪い

生み出す熱の量が少ないほかに、作り出された熱が全身に届かず、冷えの原因になってしまうこともあります。例えばきつめの服や下着で身体を締め付けることで血流が滞り、熱が手足まで行き届かないため冷えを引き起こしてしまうこともあります。また、「#Kutoo」運動で話題になったパンプスやハイヒールも、足元の締めつけによる冷えを助長します。

1-3.【原因3】自律神経の乱れ

手足などの末梢の血流は、自律神経の働きによって調節されているため、ストレスがかかって交感神経が働きすぎると、末梢血管は収縮して血行が悪くなると言われています。手足がなかなか温かくならない人は、自律神経の働きが乱れ、血流の調節がうまくいかなくなっているのかもしれません。このようにストレスを溜め込むことも実は冷えの原因につながってしまう面があるようです。

2.簡単にできる足冷え対策4選

続いて、お金をかけず、しかも簡単にできる足冷えを改善する方法をお知らせします。

2-1.足の運動

足の冷えを改善するためには、運動で筋肉を動かすことが重要。

1日30分程度でもスニーカーなど足に負担をかけない靴で歩く時間を設けることで、全身の筋肉を使い、身体の循環を改善することにつながります。しかし、なかなか運動する時間がとれない場合は、家事の合間やちょっとした隙間時間に実践できる足の運動がおすすめ。

足指を開いて閉じる「グーパー」運動や、つま先立ちを3秒おこなって3秒かけて元に戻す運動を5~10回繰り返すことで足先の血流を促し、冷えの解消につなげます。

2-2.足ツボ押し

足の冷えが気になったら、お休み前やオフィスでも短時間で実践できるのが足の冷えに効くツボです。

湧泉(ゆうせん)

足指を曲げてグーにした時、足裏で最もくぼむ部分が「湧泉」。気力や体力を高め、身体のだるさや疲れをとってくれるため、元気が湧いてくるツボとしても知られています。冷えやむくみの改善に効果があるほか、足を使い過ぎた場合の筋肉疲労の回復によく効くツボと言われています。

三陰交(さんいんこう)

冷えトラブルにおすすめのポピュラーな「三陰交」。内くるぶしの頂点から指幅4本分上の、骨の境目にあるツボです。女性特有の症状にも深いつながりのあるツボで、冷えやむくみの改善、生理痛の緩和などにも効果があると言われています。

2-3.厚手の靴下・レギンス

寒さが厳しい冬の季節には、靴下をウールなどニット素材のものにして、足元の冷えを防ぎましょう。

自宅で過ごす場合は、厚手の靴下にレッブウォーマーをはいて、冷えやすい足首からふくらはぎをしっかりガード。スカートやパンツとの重ね着が楽しめるレギンスも発熱効果のある素材を選ぶなど、おしゃれの寒さ対策もぬかりなく行いましょう。

2-4.料理にスパイスを活用

身体を内側から温めてくれるものといえば、「スパイス」ですよね!

とうがらしやこしょう、ナツメグ、山椒などのスパイスのほか、しょうが、大葉(しそ)やねぎ、にんにくなどは、薬味として料理に手軽に取り入れやすいですよ。また料理を食べる際にも、冷たいものはその都度身体を冷やしてしまうため、温めて食べるだけでも冷え予防につながりますよ。

3.まとめ:体をしっかり温めて心身ともにリラックスできる時間を!

「冷えは万病の元」と言われるように、冷えはさまざまな体の不調の原因となるものです。便秘や肩こり、不眠をはじめ免疫力を低下させる働きがあるため、風邪やインフルエンザが流行る冬の季節には冷えはかなり注意が必要です。

日々の運動や食事などを見直し、さらにストレスをかけすぎずゆったりできる時間をもうけながら、体調管理をしっかりおこないましょうね。

倉沢れい執筆:倉沢 れい (編集者・ライター)
大学卒業後、IT企業や翻訳会社を経て、出産を機にライターとしての活動を開始。子育てや女性の生き方の分野を中心に、ママがよりよく子育てを楽しむための情報をわかりやすくお伝えしています。
 

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