これからの社会に必要なスキルを磨く!注目の子どもの習い事3選

2022-04-06

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テジタル化やグローバル化によって、社会の状況が変化するなから、子どもたちがこれから身につけるべき力も変化していく可能性があります。スマホやタブレットがなかった子ども時代を過ごした親世代にとっては、どんどん変わりゆく社会に対応し、子どもの教育をサポートしていく必要が出てきています。

そこで今回は、これからの時代に求められるスキルを磨く習い事3選をご紹介します。

1.科学・技術・工学・数学を総合的に学ぶ「STEM(ステム)教育」

ロボットやAIの革新的な技術発展が目覚ましい昨今、子どもたちの教育分野で注目を集めているのがSTEM(ステム)教育です。

STEM教育の「STEM」とは、Science(科学)Technology(技術)Engineering(工学)Mathematics(数学)の頭文字をとった造語で、これら4つの分野に重点を置いた教育のことを指します。

STEM教育は、AIやさまざまなテクノロジーを学ぶうえで必要な「論理的思考力」や「問題解決能力」といった能力を身につけることができると言われています。そのため、子どもの頃からこれらの学習を行うことで、今後迎えるAI時代やグローバル社会に適応できる人材の育成を目指せるというものです。

STEM先進国であるアメリカをはじめ、シンガポールやヨーロッパでもSTEM教育は重要視されており、今後の社会を生きるための必要不可欠な能力として世界的に注目されています。

具体的にどんな教育なのかをわかりやすく言うならば、最近目にすることが多い「子どものプログラミング教室」や「理科実験教室」などが挙げられます。

以下、STEM教育が受けられる人気の習い事スクールです。

「Playful Learning = 遊びながら学ぶ」、「Learning by making = 作ることで学ぶ」をモットーに、遊びを通して「考える力」や「探究心」を養い、豊かな創造性を育む「レゴ®スクール」は、STEM教育が受けられる人気のスクール。

レゴ®ブロックを使って、周囲のつながりや物事の仕組み・関連性を探求し、自らの手を使うことで、主体的に知識を習得し、高度な解決策が探求できる環境が整っています。

幼児から中学生までの子どもたちが理科実験を通して「想像力」、「問題発見力」、「表現力」、「論理思考力」、「問題解決力」を身につけることを目指す科学実験専門教室の「栄光サイエンスラボ」。

年齢や目的に応じた多彩なコースが用意されており、入試に出題される理科実験を実体験できる「中学受験コース」や授業をすべて英語で行う「イングリッシュクラス」、電子工作に特化した「電子工作コース」、レゴ®を使ったロボット製作を行う「ロボットアカデミークラス」などがあります。

年長・小学生・中学生・高校生を中心に、ブログラミング・ロボット製作・3Dプリンタなど「IT×ものづくり」を通して、学びと遊びを通して創造力を培うことができる「LITALICOワンダー」。

テクノロジーを活用したものづくりを行うなかで、テクノロジーで表現するスキルを学び、さらに新しいアイデアや方法を自分で考え出し、形にするため試行錯誤を繰り返しながら、自分で答えをつくり出す力をサポートしてくれます。

「ゲーム&アプリプログラミングコース」、「ロボットクリエイトコース」、「ロボットテクニカルコース」のほか、3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタル工作機器を使ってものづくりを行う「デジタルファブリケーションコース」があります。

2.子どもの創造性や感性を高める「アート系の習い事」

これからの時代を生き抜くためには、ただ知識を身につけるだけではなく、知識をうまく活用して、新しいものを生み出す力が必要だと言われています。そういった面からも、工作などを楽しむ造形教室は最近注目を集めている習い事です。ただ大切なのは、上手に絵を描くという観点ではなく、子どもの創造性を引き出し、創造力を育める環境が整っているかという点です。

AI時代になると、自らが課題を見つけ、まだ答えがないものに対して主体的に取り組む姿勢が必要になってくるため、創作力やモノとモノを組み合わせて何かを作り出す力を育てることができるアート系の習い事は今後求められるスキルを磨くのにぴったりなのです。

3.心身ともに健やかな成長を促す「スポーツ系の習い事」

水泳や体操教室など、スポーツの習い事は今も昔も変わらず人気の習い事です。その点でAI時代が訪れようと身体を動かし、体力を養うスポーツ系の習い事は今後も取り入れたい習い事のひとつ。

例えば水泳に関していえば、身体全体を使うことで、体力がつき、心肺機能が向上するので、体力づくりには効果的と言われています。特に4~12歳頃までは運動神経が飛躍的に発達する「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期にあたるため、日常的にスポーツをして、運動能力の基礎をしっかり養うことが非常に重要になります。

またスポーツは達成感を味わうことができるため、「やればできる」という自信にもつながりやすいと同時に、スポーツを通して、あきらめない気持ちや失敗を恐れない強さが身につけることができます。そのため時代が変わってもおすすめしたい習い事です。

4.まとめ:子どもの意欲を大切にできるサポートを!

習い事は子ども自身のやる気や意欲をうまく保つことが必要なため、親が強制するよりも本人の意志で何を習いたいのかを選ばせてあげることも大切です。そのためにも色々な種類の習い事を体験してみたり、本人の意向を聞いて親が提案してみたり、親子で最適な習い事を見つける時間も有意義な時間になるでしょう。

今後ますます高いスキルを求められるようになる子どもたちが、未来に希望が持てるよう、親自身も「学ぶ楽しさ」をサポートできたらいいですね。

倉沢れい執筆:倉沢 れい (編集者・ライター)
大学卒業後、IT企業や翻訳会社を経て、出産を機にライターとしての活動を開始。子育てや女性の生き方の分野を中心に、ママがよりよく子育てを楽しむための情報をわかりやすくお伝えしています。

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