ふくらむ食費…節約するための料理術を学ぼう!

2022-04-06

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毎月、家計管理に追われるママたちにとって、食費はできるかぎり節約して、上手にやりくりしたいものですよね。

子どもが小さいときは、料理を作るのも精一杯で、つい出来合いものを頻繁に購入してしまったり、成長期にさしかかれば、食べる量も増え、食費が家計を圧迫したりと、家計のなかで食費にかかる負担は大きいもの。

なんとか毎月の食費が抑えられるよう、うまく節約できないものでしょうか?

そこで今回は、毎日の習慣で日々のお金の使い方が変わる、とっておきの節約料理術をご紹介します。

1.1週間の食費予算を決めておく

食費管理は、ただやみくもに節約するのではなく、家族の健康を大前提に、ママがストレスなく家事を行えるかも、キーポイントになります

ときには疲れて料理が作れない日もあるでしょうし、家族と外食することもあるでしょう。

心の余裕を持つためにも、まずは1週間の予算を決めて、そのなかでうまくやりくりを行うことをおすすめします。

目標値を決めず、ただ節約することだけを目的にしてしまうと、日々の幸福度がただただ下がるだけ…。

締める部分はしっかり締めて、家族みんながよりよい暮らしができることにも目を向けるようにしましょう。

2.買い物は週1回!5日分のメニューをあらかじめ決める

節約をしたいならば、買い物に行く回数は、やはり少ないに越したことはありません。

ちょこちょこ買いは、ちりも積もって大きな出費になるため、やはり週末のまとめ買いがおすすめです。

ただし、まとめ買いといっても、あらかじめ平日5日分のメニューを決めたうえで、必要な食材のみ、買い物リストに沿って購入するというのがルール。

野菜なども余らないよう、それぞれのおかずでうまく使い回すことで、食材を無駄にせず、さらにお金の無駄使いも減らすことができますよ。

3.野菜は常備菜にして回し使いする

生野菜は、冷蔵庫に数日保存しておくと、どうしても劣化や傷みが気になってしまうため、あらかじめ常備菜として、保存しておくのがおすすめ。

常備菜にすることで、持ちもよく、数日にわたって食卓に出せるため、ママにとっても日々、料理にかける手間も軽くなりますよ。

さらにお弁当のおかずとしても活用できるため、忙しい朝もささっとお弁当の用意ができるのも、うれしいポイントです。

4.お手頃価格の鶏むね肉を上手に活用しよう!

メインのおかずに使用する肉類や魚類は、なにかとお金がかさむものですよね。

そんなとき、うれしいのが低カロリー高タンパクかつお手頃価格で購入できる鶏むね肉。

育ち盛りの子どもたちがいるご家庭には、まさにぴったりの食材です。

鶏もも肉に比べて、さっぱりしていますが、コクのあるオイスターソースやウスターソースなどの調味料を使ったり、にんにくの風味につけこんだりすることで、こってりジューシーな一品に仕上げられますよ。

5.予定にないものは買わない!と心に決める

食費がふくらむ原因のひとつが、スーパーでつい予定外の買い物をしてしまうこと。

安売りの札を見かけると、料理に使う予定がなくても、お得な気がして、手を伸ばしてしまいがちですよね。

しかし、予定にないものは、結局使わずに捨てる食材になりやすいことを頭に入れておくと、無駄な買い物を減らすことにもつながります。

買い物中は、誘惑に負けず、必要なものだけを買う習慣をまずは身につけるようにしましょう。

6.食材を長持ちするための保存方法を知ろう

買い物をする回数を減らして、まとめ買いをすることは、節約に大きなメリットはあるものの、食材が劣化したり、傷んだりするリスクもあります。

そのため、食材を長持ちさせるための工夫も大切なポイントです。

例えば、大根や人参などの葉がついた根菜食材は、葉に水分や養分を取られてしまうので、葉の部分を切り落としてから、新聞紙などに包んで保存しておきましょう。

へたりやすいキャベツやレタスなどの葉物野菜は、芯をくりぬき、そこに水で濡らして軽く絞ったキッチンペーパーを詰め込みます。そのうえで、ポリ袋などに入れて、芯を下にして保存しておくと長持ちするといわれています。

それぞれの食材の正しい保存方法を知ることで、まとめ買いをしても、食材を無駄にせず、おいしい状態のまま使いきることができますよ。

7.「安い」・「うまい」・「便利」な缶詰を活用しよう!

缶詰は保存がきき、安く購入できるうえ、おいしいのも魅力。

普段の料理のなかでも、缶詰を便利に活用できるシーンは意外に多いものです。

例えば、日持ちしない魚を調理して食卓に出したいとき…。

生魚は意外に値段がはり、さらに子供たちの満足感を考えると、肉の消費が多くなるご家庭も多いため、魚レシピは意外にハードルが高かったりします。

そんな時におすすめなのが、さばやいわしなどの缶詰を使ったアレンジレシピ。

野菜と和えたり、大根おろしやしそ、ポン酢などで味付けしたり、ご飯にのせて丼のようにアレンジしてみたりと、幅広く料理に大活躍の一品が数多く作れちゃうんです!

缶詰と聞くと、なんとなく栄養面を気にするママも多いかもしれませんが、魚の缶詰は、新鮮なうちに缶に密閉し、調理されているので、実は栄養価も生魚に劣らず優秀な食品。

缶詰だと骨のまま食べられるものもあるため、子どもたちのカルシウム不足にもぜひおすすめですよ。

8.まとめ:無理をせず、続けられる節約を心がけよう!

“食べることは生きること”なんて言葉があるように、よりよい食生活は人生の幸福度と密接に関わっています。

毎日を健康に楽しく過ごすためにも、無理な節約はせず、続けられる節約術を習慣化することから、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか。

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