年末年始のセールで損をしない買い物術

年末年始は冬物セールが目白押し！おトク感から、つい購入意欲をかきたてられてしまう人も多いのではないでしょうか？しかし安さを理由に必要のないものまで購入してしまうなど、セール中の買い物には節約の面では落とし穴がいっぱい！

そこで今回は、セールで損をしない賢いお買い物術をご紹介します。

1.セール前にクローゼットの服をチェック

セールに行く前にあらかじめクローゼット内をチェックしておくことで、手持ちの少ないアイテムを確認できたり、コーディネートしやすいアイテムを把握できたり、事前に何を買うかの計画が立てやすくなります。

せっかくセールで安く購入できたとしても、手持ちの服とうまくコーディネートできないと着る機会がなかったり、あらたにそのアイテムに合う服を購入しなければならなかったりと、出費がかさんでしまうことも。そのためセールに行く前にはクローゼットを確認したうえで、あらかじめ買い物計画を立てておくようにしましょう。

2.セールは初日に行く

セールに行くならやはり初日がベストです。というのも、セールはシーズンの変わり目に在庫を一掃するために行われるため、商品が売り切れたらそれでおしまい。カラーやサイズが豊富に揃っている最初のうちに行かないと、人気商品やお目当ての商品はすぐになくなってしまうのです。

セール中盤から後半になると、魅力的な商品はすでに売り切れてほとんど見かけなくなってしまうため、お気に入りのショップなどのセール情報は事前にチェックしておくとよいでしょう。

3.本当に欲しいものだけを買う

セール中は購買意欲が高まりやすいので、つい必要のないものまで購入してしまいがち。いつもなら、試着した際の着心地や価格帯などをきちんと考えて購入するかどうかを決めるのに、セール中となるとおトク感で衝動買いをしてしまう人も多いのではないでしょうか？

そのためセール品でも買うべきかどうか悩んだときは、買わないことを選択するのがベター。さらに試着してみて、なんとなく違和感があったり、サイズが合わなかったりしたら購入は避けましょう。妥協して購入したとしても、結局着ないケースが多いため、本当に欲しいものだけを購入するというスタンスを大切にするとよいですね。

4.高品質で長く着られるアイテムを探す

安い服を大量に購入するなら、プチプラファッションのセール品を購入するのが経済的ですよね。

しかし流行に左右されることが少ないデニムやシャツ、ニットなどは長く着られるアイテムでもあるため、高品質なものをセールで購入するほうが賢い買い物になるでしょう。

高級・高品質ブランドの服は、何年着ても生地がくたびれることなく、シルエットもキレイなので、値段が高くても、長い目で見ればプチプラファッションよりもコストパフォーマンスがよいと言えます。

5.サイズの合わない服や靴を買わない

靴や服のサイズが微妙に合わなくても、安さに目がくらんでセール商品をつい買ってしまうことも。

しかし残念ながら、安いという理由だけで購入した商品は、結果的にお蔵入りになるのがほとんどです。

試着した際は、「これくらい気にならない」「靴に中敷を敷いて調整すれば問題ない」などと自分に言い聞かせて購入してしまうのですが、やはり買い物には妥協は厳禁。本当に欲しい商品であることはもちろんですが、サイズがきちんと合っていることが買い物の大前提であることを忘れないようにしましょう。

6.着る場所や予定のないドレスは購入しない

セール中のアイテムとして、結婚式など特別な席で着るような華やかなドレスやワンピースなどがお手頃価格で売られていることってありますよね。女性としては、見た目の可愛さからつい手を伸ばしてしまうもの。

しかしいくら見た目が気に入ったとしても、そのドレスを着る場面がなければせっかく買っても宝の持ち腐れになってしまいます。

パーティーや結婚式などの予定が今後入っているのであれば、購入する価値はあるでしょうが、全く予定にない場合は、普段使いできないドレス類を買うのは控えた方が賢明でしょう。

7.まとめ：セール中の「安いから買っておこう」は損をするだけ！

年末年始のセールは「とにかく買わないと！」と意気込んでしまいますが、セール期間中こそお金の使い方に注意が必要なとき。確かに大幅に割引されているのも見るとおトク感を感じてしまうのですが、あれもこれもと色々購入しているうち気付いたら購入金額が予想より大きくなってしまうことってありますよね。

しかし、内容や質よりも価格にひかれて購入しても、結局着る機会が少なかったり、生地の傷みが早かったりなど、長い目で見ると「安物買いの銭失い」になってしまう可能性も高いので、セール中の買い物は慎重さが大切なのです。ぜひ参考にしてみてください。

執筆：倉沢 れい （編集者・ライター）
大学卒業後、IT企業や翻訳会社を経て、出産を機にライターとしての活動を開始。子育てや女性の生き方の分野を中心に、ママがよりよく子育てを楽しむための情報をわかりやすくお伝えしています。