初めての子連れ海外旅行!飛行機の料金やぐずり対策まで徹底解説

2022-04-06

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独身時代は海外旅行が趣味だった…なんてママも、出産後小さな子どもを連れて海外に行くのは、かなりハードルが上がりますよね。

しかも初めて子連れで海外へ行くとなると、行き先や飛行機での過ごし方、持ち物など、わからないことばかり…。

そこで今回は、子連れ海外に行くならぜひ知っておきたい旅のヒントをご紹介します!

1.飛行機の子ども料金…2歳以下は無料なの?

子どもの飛行機代について、「飛行機は2歳までは無料だから、それまでに海外に行くとお得だよ」なんて言葉、耳にしたことはありませんか?

実はこれ、間違いなのです!

LCC以外の一般航空会社で国際線を利用する場合、幼児にあたる生後8日~1歳は、座席を使わず同伴者の膝の上に座る場合でも、普通運賃の10%が料金としてかかります(路線・クラスによって設定がない場合や割引率が異なる場合があります)。座席を使用する場合は、普通運賃の75%の料金で席を確保することになります。

2歳~11歳にあたる小児料金の場合は、必ず座席の確保が必要となり、料金は普通運賃の75%と設定されています(路線・クラスによって設定がない場合や割引率が異なる場合があります)。

対して国内線の場合は、国際線とは運賃システムが異なり、生後8日~2歳を幼児、3~11歳を小児と区分しており、そもそも年齢区分の設定からして違っています。

国内線の幼児区分では、座席を使用せず、大人の膝の上に座る場合、料金は無料、座席を使用する場合は、一般的に普通運賃の50%がかかります。

小児の場合、こちらも必ず座席の確保が必要となり、料金は一般的に普通運賃の50%となります。

さらにLCCの場合は、国内線・国際線ともに幼児は生後8日~1歳、小児は2~11歳で区分されます

しかし、原則2歳以上の運賃は大人と同額です。幼児の場合は、座席を使わず大人の膝の上で座る場合は無料の航空会社もありますが、座席を確保する場合は大人と同様の料金を支払うことになります。

ただし、路線や会社によってシステムは異なり、幼児で座席を使用しない場合であっても規定の料金がかかるケースもあります

国内線と国際線、LCCや一般航空会社によってそれぞれ設定が違うため、間違った情報に流されないよう、事前にきちんと確認をしておきましょう。

※本章は公開当時の情報をもとに作成しています。最新の内容とは違う可能性があります。

2.子連れでも快適!ママたちに人気の旅行先は?

子連れ海外旅行で人気の行き先と言えば、ハワイ、グアム、台湾、シンガポールなどさまざまありますが、やはり気になるのがフライト時間。4時間以内の場所であれば、グアム、台湾、韓国あたりがおすすめです。

子どもが0~3歳の場合は、特にグアムが人気のようで、実際に筆者のママ友も1歳の子どもを連れて、初の子連れ海外としてグアムに行ったママも何人かいました。

フライトが5~7時間程度であれば、ハワイ、香港、シンガポールまで足をのばすことができます。ハワイは子連れにとって人気スポットということもあり、筆者が日系の航空会社でハワイに行った際、機内は親子連れであふれていました。

小さな赤ちゃんを連れたママ・パパも多く、やはりハワイは子連れ海外の旅先として非常に人気なのがうかがえました。

3.ぐずり対策にも!子連れの飛行機を乗り切る便利アイテム!

国内であっても、小さな子どもを連れてのお出かけはママたちにとって苦労は絶えないもの…。

何事も勝手が違う海外となれば、さらに用意周到に準備が必要になります。特に長時間限られた空間で過ごさなければならない飛行機内では、ぐずりに備えて必要なアイテムを揃えておきたいものです。

3-1.タブレットやDVDプレイヤー

動画は、親子旅の必需品であり、ママたちにとっても強い味方になります。

機内の座席モニターでは、お子さんが小さければ小さいほど、なかなか好きな番組が見られないため、お気に入りの動画を用意しておくと安心です。

DVDプレイヤーは荷物がかさばるため、タブレットにお気に入りの動画を入れて持ち運ぶといざという時にも活用できます。

3-2.お菓子や飲みもの

やはり子どもたちにとって欠かせないお菓子!
お気に入りのお菓子はもちろんキャラクターのおもちゃが付いたものなど、普段は買わないような目新しいお菓子を用意しておくと、子どもたちもテンションアップ!

手が汚れにくく、ボロボロこぼれないようなグミやラムネなどがおすすめです。

さらに離着陸の際、耳抜き対策として飲み物やアメなどを与えると、不快感なくスムーズに耳抜きができますよ。まだ授乳中の赤ちゃんの場合は、授乳をして耳抜き対策を行いましょう。

3-3.シールブック

子どもが夢中になって、静かに遊べるアイテムといえば、シールブック。ペタペタと手先を使ってシールを貼り、ページの絵柄を完成していくやりがいも感じられます。

食べものや乗り物、動物シリーズなど、ぜひお子さんが好きなものを選んで、数冊持参すると飽きずに遊べますよ!

4.まとめ:海外旅行で親子の大切な思い出を刻もう!

海外旅行は、ただ楽しいだけでなく、子どもにとっても異文化を感じられる貴重な体験にもなります。

お子さんの年齢によって、フライト時間や楽しめる場所を考慮して、ぜひ素敵な親子海外旅行にチャレンジしてみてください!

※小さなお子さん連れだと旅行中のトラブルも気になりますよね。海外旅行保険で対応できるトラブルや補償内容については以下の記事が参考になります。
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倉沢れい(編集者・ライター)執筆:倉沢 れい (編集者・ライター)
大学卒業後、IT企業や翻訳会社を経て、出産を機にライターとしての活動を開始。子育てや女性の生き方の分野を中心に、ママがよりよく子育てを楽しむための情報をわかりやすくお伝えしています。


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