目次
保険加入の流れと必要な書類
保険に加入する場合には、いくつか準備しておかなければならない書類等があります。保険の提案から加入までの流れに沿ってみていきましょう。
1. 保険の提案
・意向把握書
・設計書
・保険証券(見直しの場合)
まずはじめに、プランナーが意向把握書の記入をおこないます。意向把握書は、「病気への備え」、「万一時の家族の生活保障」、「教育資金の準備」といった、それぞれのお客様の意向(ニーズ)をヒアリングする書類です。その後、プランナーは、お客様の意向に沿った保険商品の設計書を作成し、保険の提案をおこないます。
2. 保険の申し込み前
・約款(やっかん)
・ご契約のしおり
・契約概要
・注意喚起情報
プランナーは、お客様が保険の申し込みをする前に、「約款・ご契約のしおり」、「契約概要」、「注意喚起情報」をもとに、注意事項の説明をおこないます。
約款とは、保険の契約条件や内容を定めた書類で、金融庁から認可を受けて保険会社が作成しています。約款の要点を絞ってわかりやすくまとめたものが、ご契約のしおりです。
契約概要は、商品の内容を理解するために必要な情報を記載した書類です。
注意喚起情報は、契約に際して特に注意が必要な事項やお客様にとって不利益となる事項を記載した書類です。
3. 保険の申し込み
・意向確認書・申込書・告知書
・印鑑
・本人確認書類(運転免許証・パスポート等)
・健康診断書
・銀行通帳
・キャッシュカード、銀行届出印、クレジットカード
意向確認書によって、プランナーの提案内容がお客様の意向に沿ったものであるかを確認し、申込書、告知書に記入します。告知書は保険会社に健康状態や病歴、職業などを報告する書類です。無選択型保険(告知や診査が必要ない保険)を除いてほとんどの保険で提出が必要です。
また、申込時には、支払いに関する手続きもおこなうため、銀行通帳やキャッシュカード、クレジットカードを用意しておいたほうがいいでしょう。上記のものが一般的に保険加入の際に必要となる書類です。ただし、保険会社によっては、ほかにも書類が必要となる場合があります。