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「昔の保険」の解約に注意
保険の見直しを行う際には、現在加入している保障内容を正確に把握することが非常に重要です。「昔の保険だから」と軽率に解約することは避けるべきです。解約する前に、保障内容や契約条件をしっかり確認しましょう。
バブル期の生命保険はお宝!?
1990年代前半までに加入した貯蓄型の生命保険(終身保険や養老保険)は、予定利率が5%前後と高い水準でした。超低金利時代にある現在、バブル期に契約した生命保険は「お宝保険」と言えるでしょう。多くのケースで、契約時の予定利率がそのまま維持されるため、解約せず継続することを強くおすすめします。
夫婦型・家族型保険
昔は専業主婦が多く、夫婦型や家族型の保険が普及していました。これらは夫の保障を中心に、妻や子供の保障を特約として組み込む形で、保険料が低く抑えられるという利点があります。しかし、夫の保障を見直すために夫婦型や家族型の保険を解約すると、妻の保障も同時に失われてしまいます。妻の健康状態によっては、新たに保険に加入することが難しくなる場合がありますので、判断は慎重に行いましょう。

