就職直後の20代や30代の場合、自分が介護を受けるリスクは極めて低いでしょう。
そのため、介護保険への加入を積極的に考える必要はありません。(ここでは、両親と同居している場合も便宜上、世帯主としています。)
介護保険
世帯主 お役立ち度:△
介護保険とは、保障の対象者が要介護状態になった場合に、一時金や年金が給付される保険のことです。保険金の給付条件は、公的介護保険の要介護認定に準じる場合と、保険会社が独自の基準を定めている場合があるので、契約する前に確認しておくことをおすすめします。
民間の介護保険の加入者の中には、公的介護保険を補填する目的で加入する人が多くいます。そのため、保険金は家事代行サービスや介護タクシー代、施設での食費などに充てられること多いでしょう。
介護保険は、保険会社によっては、40歳以上しか加入できない場合もあります。そのため、20代や30代の就職して間もないころから、積極的に加入を検討する必要はありません。ただし、死亡保障に特約として介護の保障を付加できる保険商品もあるため、その場合は保険料が負担にならない範囲で特約の追加を検討するのがおすすめです。