老後資金を備えたい | 住宅購入と保険

住宅購入した時に将来の老後資金を用意できる保険は4種類があります。計画的に準備して、大きな買い物である住宅と共に老後の資金も確保していきましょう。

個人年金保険

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個人年金保険は、積み立てた保険料を元にして、契約した時に決定した年齢から年金を受け取ることができる商品です。個人年金保険の種類は3つあります。

「保証期間付終身年金」は一生涯年金を受け取ることができ、万が一保証期間中に亡くなった場合でも一時金として保険金を受け取ることができます。「確定年金」は、契約者の生死にかかわらず、契約時に決めた一定期間は年金が受け取れます。そして「有期年金」は、契約者が契約した時に決定した期間中、生存していれば受け取れる商品です。

個人年金保険は長期間積み立てる商品で、特徴としては年末調整や確定申告で毎年の所得税や住民税のそれぞれに対し、控除が受けられることでしょう。契約が長期間となる商品ですので、最終的な控除額は大きくなります。

将来受け取れる額も決まっていますので、資産形成の計画が立てやすいメリットもあります。住宅購入では住宅ローン減税もありますので、全額は難しくても減税分を積み立てに回すなどしていきましょう。

老後に向けてある程度まとまった金額を積み立てるには、一定期間の加入年数が必要となります。そのため、住宅購入時までには個人年金保険の契約をしておくことがおすすめです。

養老保険

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養老保険は、保険期間中に死亡した場合には死亡保険金が受け取れ、保険期間が終了して満期となった場合には死亡保険金と同額の満期保険金が受け取れる商品です。貯蓄すると共に死亡保障を準備できる商品で、特約で医療特約を付けることも可能です。

養老保険は契約時に、「60歳で満期」や「20年間で満期」などと保険期間を定めます。たとえば500万円で65歳が満期の養老保険であれば、被保険者が65歳までの間に亡くなった場合は500万円の死亡保険金が支払われ、被保険者が無事に生存して65歳に到達すれば保険は満期となり、500万円の満期保険金が支払われます。

保険期間が終了すれば満期で保険が終了となるため、更新できません。ですから、現役時代に死亡保障が欲しい人はその間に満期が来ないように、注意して契約しましょう。

養老保険のメリットは、死亡保険金の準備と積み立てが同時にできることです。団体信用生命保険の代わりに定期保険を契約している場合、養老保険に加入した分は定期保険を減らすなどしてうまく組み合わせれば、支払う保険料を節約し、積み立てと保障をバランスよく持てることもあります。

しかし現在は金利が低いため、高い利回りは期待できません。養老保険は積み立て保険なので、掛け捨ての定期保険などに比べると保険料がそもそも高いことが多くなります。保険以外で積み立てている商品があれば、定期保険や収入保障保険を優先する方がメリットがある場合もあります。

養老保険も個人年金保険と同じく、まとまったお金を作るためには加入年数が一定程度必要です。ですから住宅購入時までには契約を検討しておきたい商品です。

外貨建て保険

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外貨建て保険は、払い込んだ保険料が外貨で運用される保険商品です。保険料は米ドルや豪ドルなどの外貨で払い込むのが原則で、解約返戻金や保険金も外貨で受け取ります。外貨の運用金利は日本円よりも比較的高めです。

解約返戻金や保険金の額は契約時にあらかじめ決まっていますが、外貨から日本円に替える時に円安や円高の影響を受けますので、タイミングによって日本円での受取額が変化します。外貨建て保険には、終身保険・養老保険・個人年金などの種類があります。

外貨建て保険を老後の資金として考えるのであれば、住宅を購入するまでには契約しておくのがおすすめです。受け取り時のレートによっては、受け取り金総額が目減りする場合もあります。一般的には日本円で運用する保険と比べると利回りが高いものが多いので、同じ支払総額であれば円建ての保険とは満期保険金や解約返戻金が多くなることも十分考えられます。しかし円建て保険に比べてリスクもありますので、外貨建て保険だけに老後資金を頼るのはおすすめできません。

変額保険

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変額保険は、株式や債権を中心に契約者が運用先を指定して、保険金・解約返戻金・満期保険金の受取額が変動する保険商品です。運用先は途中で変更できます。

変額保険には「有期型」と「終身型」の2タイプがあります。「有期型」は保険期間が一定の養老保険タイプ、「終身型」は一生涯保障が続く終身保険タイプとなっています。

どちらも死亡した時に受け取れる基本保険金を下回ることはなく、運用実績によっては変動保険が上乗せされて支払われます。運用で大きくお金を増やしたい人には向いている商品ですが、解約返戻金や満期保険金には最低保証がありません。運用実績によっては払い込み保険料額を大きく下回ることもあります。

個人年金保険タイプの「変額個人年金」を扱っている保険会社もありますが、年金や解約返戻金に最低保障がないのは同じです。

変額保険を老後資金の準備に利用するのであれば、個人年金保険や外貨建て保険と同じく住宅購入をする時までには加入しておくのがおすすめです。

変額保険は株式や債権で運用しますので、外貨建て保険以上に受け取れるお金(満期金・解約返戻金)は大きく変動します。

変額保険の終身タイプであれば、基本保険金の死亡保障は一生残ります。つまり解約金が目減りした場合でも基本保険金は確保できますので、運用が不安だと思う方は終身型を選択するとリスクを軽減できるでしょう。

なお、老後資金を変額保険のみで準備するとなると、やはりリスクがあります。変額保険は分散投資先の一つとして検討した方がよいでしょう。

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